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【怪しすぎて気になる】陰キャ植物館12月20日まで

陰キャ植物館
|当たり前にそこにいる、陰キャな島の植物たちに光を
当然のことながら、土地土地によって、生息する植物相は異なっている。
奄美群島はなおしかり。
シダ植物、
コケ植物
観光客や移住者にとっては、初めて目にする植物群に驚くことが多いだろう。
生き生きと山の中に棲む植物たちは、しかし、当たり前だからこそ注目されないことが多い。
ひとつひとつのフォルム、質感、生態。
市場に出回る観賞用の植物たちと比べて特異だったり、目を引くような派手さはないけれど、
この島にともに暮らす生き物として、「当たり前」の枠を取り払ったときに湧いてくる愛おしさが、あるのではないだろうか。
そこに着目し、観葉植物として島の植物を取り上げたのが「TOKONOMA」だ。
「TOKONOMAオープニング記念」と銘打ったイベント「陰キャ植物館」を12月19・20日で開催。
奇妙な怪しさあふれる世界観のポスターがなんとも魅力的。話を聞いた。
(写真・文 日刊しーま編集部)
|TOKONOMAの思い

-なぜTOKONOMAを始めたんですか?
お土産などを見たときに、「本当に地元のモノ」がフィーチャーされていないと思っていました。
全国どこかにありそうなモノ、ではなく、何かできないかな、と思って注目したのが植物。
大学で造園について学んだ、ということもありますね。
島の植物は内地と全く違うのに、それについて特に語られることがない、ということに驚きと面白さを感じていました。
島らしいというか、ずんぐりむっくりしていたり、垢ぬけていない感じが逆に面白い。地味な、いわば「陰キャラ」ですね。

-どんなふうに製品化していくんでしょうか。
TOKONOMAとして観葉植物の製作、販売、レンタルなどを手掛けていきます。
さまざまなタイプの観葉植物を作っていく予定ですが、例えばこれは植物を板に着床させた、グリーンタペストリー。
額縁をつけて壁に掛けることができます。
ほかにもサンゴや流木などに着床させる試みも行っています。
TOKONOMA:https://www.tokonomadesign.com/
|そして、「陰キャ植物館」
-どんなイベントなんでしょうか?
まず、一回島の人に見てもらいたいなと思って。TOKONOMAのオープン記念もかねての開催です。

いろんな形に仕立てた、陰キャな植物たち、シダやコケなどを展示します。
遊べるようなブースや、
ワークショップや、
なかで珈琲も飲めるように。落ち着かないところで珈琲を飲む楽しさをぜひお楽しみください。
陰キャ植物館
ポスターの世界観に浸れるフォトブースもあるようです。 ご興味ある方、ぜひ足を運んでみてくださいね。