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レスリング栄監督が奄美でふるさと講演会!吉田沙保里選手らメダリストも登場

この夏はリオオリンピックで沸きましたね~。
私も毎夜毎朝、オリンピックを見るのが楽しみでした!
そして大注目だった女子レスリング!
リング脇で見守るスキンヘッドの栄和人監督の姿を覚えていらっしゃる方も多いと思いますが、
なんと栄監督は奄美大島出身。
笠利出身のカサンチュなのです(*^.^*)
栄監督の活躍を称し、奄美市は初となる奄美市民栄誉賞を授与。
→奄美新聞「世界で活躍 奄美の誇り」
→南海日日新聞「栄、永田、里の3氏に奄美市栄誉賞」
これに先立ち、11月20日(日)には地元・奄美市笠利町の奄美パークで15周年記念講演会を開催。
栄監督だけではなく、メダリストの吉田沙保里選手、登坂絵莉選手、土性沙羅選手の3人も駆けつけました~
会場は満員御礼!!階段にも立ち見がでております。

さあ、栄監督が登場。

栄監督は宇宿小、赤木名中を経て、樟南高校へ進学。現在は至学館大学(愛知県)のレスリング部監督、リオオリンピックではレスリングチーム強化本部長を務めました。
なぜレスリングの道に?という質問には、
「小さいときから島で相撲をしていた。本当は相撲を続けたかったけど、身体が小さくてね。じゃあ柔道、ということだったがレスリングはどうかという勧めがあって。ちょうど従兄弟もレスリングをしていたことも後押しになった」と説明。
はじめはお一人でお話されていたのですが、待ちきれないように3人の選手を招き入れると、会場も大盛り上がり♪

4人の師弟関係が垣間見えるような、気取らない軽快トークで、観客も終始大笑い。

それでもさすが世界で勝つ選手を幾人も育てている総監督。言葉には重みがあります。
Q 指導で大切にしていることはなんですか?
「自分の感情で怒らないこと。怒ると叱るは違う。選手から好かれたいとか、嫌われたくないとか、物分りの良い監督になりたいとか、一度も思ったことはない。ただ、選手のためになれば、と思ってやっている」
しかし、吉田選手に、栄監督の印象を聞くと、
「高校2年生で初めて会ったときは、面白くて優しい印象。でも大学で本格的に指導を受け始めてからは、厳しいなぁ、本当にあの時と同じ人かなあと思いました」と苦笑い。
栄監督を「几帳面でネチネチした性格」と称して、「切り替えの早い自分とはぜんぜん違います」と笑顔でした。
会場からはたくさんの質問もあがり、楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。

最後には3人が持参したメダルを披露。

ピカピカ光るメダルを目の前にできるなんて、なかなかない体験でうれしかったですね~。
栄監督は「島で生まれ育って、島の誇りを持ちながら選手を育ててきた。本当にうれしく思います」と話しました。
島口もたくさん飛び出し、想像していたよりもずっとずっと、シマッチュだった栄監督。
そんな人が、まさに世界で活躍しているとは~うれしい限り。
これからもずっと活躍を応援していきたいですね(^^)
(文・写真 日刊しーま編集部)
■島口マンガに栄監督登場♪
しーまブロガーからの投稿もご紹介します♪
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(画像・文 あげ漫でぃ!)

厳しくし指導しているはずですが、監督と選手の仲はとっても良い感じでした。
選手たちからの信頼が厚いのでしょう。
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(写真・文 ティダスポーツクラブ)

質問コーナーでは、ラッキーな事に質問する事ができ、「子どもの時に、指導者から言われた心に残る言葉はなんですか?」
吉田選手→「金メダルは頑張った人しかもらえない」
登坂選手→「全力でやってないのに負けたからといって泣くな」
土性選手→「攻めろ!攻めろ!」