がんばれ大高! 特集
【レポ】大高応援団!~新体操部編~
2月も折り返し、いよいよ3月の春のセンバツ開幕が近づいてきました。
21世紀枠で出場する大島高校野球部。応援の気持ちもさらに高まり、募金活動など具体的な動きも始まっています。
前回の吹奏楽部編に続き、今回は新体操部編。
レオタードではなく、真新しいチアリーダーの衣装に着替え、アルプススタンドを華やかに盛り上げます。
応援曲に決まった「稲すり節」の振り付け初日の2月10日。
新体操部が練習をする大高体育館を訪れました(^ω^)。 (日刊しーま編集部)
◆【レポ】大高応援団!~吹奏楽部編~
*----------------------------------*
野球部応援歌が決まり、譜面が届けられた日曜日に吹奏楽部が音をあわせ、「稲すり節」を録音。翌月曜日、これが新体操部のもとに届きました。
応援曲の要として、試合の好機など多くの場面で使用される予定の稲すり節。
スタンド一体となる踊りを引っ張るのがチアリーダー。チアリーディング部のない大島高校では、かわりに新体操部がこの役割を担うこととなりました。
新体操部は現在1・2年生12人。
試合当日は、3年生も駆けつけ計17人で応援する予定です。
新体操の公式試合だけでなく、各種イベントなどの舞台に立つことも多い同部。
本格的なチアリーディングは初めてですが、
「体操の動きはチアに似ている。舞台に立つことも多いので大丈夫」
と顧問の山田摩理子先生。
奄美豪雨後は吹奏楽部と一緒に慰問活動も行っていて、アルプススタンドでの吹奏楽部との連携も心配なし。
山田先生の合図で、部員が集合。
「いよいよ甲子園の練習に入ります。
稲すり節はみんなよく知っていて、イメージもできているはず。
野球部だけでなく自分たちの甲子園でもあります。がんばりましょう」
「はい!」
明るく力強い声が体育館に響きます。
体育館には稲すり節が繰り返し流され、この日、この瞬間から生まれていく踊り。
基本的に考えていくのは生徒たち自身。
「ここからどうしようかな?」
「これはどう?」
生き生きとした笑顔が弾けます。
休むことなく伸び伸びと手足が動き、少しずつ少しずつ、形になっていきます。
大庭桃子部長は
「(センバツ出場が決まって)わくわくしています!
みんなでアイデアを出し合いながら練習しています。 甲子園で笑顔で踊れるようにがんばります。みんなで、奄美の文化をたくさんの人に伝えられたらいいです!」
試合当日の衣装は黄色。
大島高校のスクールカラーの緑のなかに、豊かに実って輝く稲穂のイメージです。
吹奏楽部とともに、スタンドを奄美らしさ一色に染めてください!