経済・社会
【県で唯一】地域を巻き込んだ美化活動で住用小学校が受賞
清涼飲料・ビールなど飲食業界6団体で構成する、公益社団法人 食品容器環境美化協会(会長 塩澤 賢一)は、今年度の「環境美化教育優良校等表彰事業」において、都道府県より推薦を受けた全国の小、中学校の中から最優秀校4校、優秀校6校、優良校32校を選定し、表彰した。
この表彰事業は、環境美化教育に独創的・継続的かつ熱心に取り組み、「公共の場所の美化」または「飲料空き容器等のリサイクル」を実践し、地域の美化に大きく寄与している学校を選出し表彰するもの。
鹿児島県では、奄美市立住用小学校が県内で唯一、優良校・協会会長賞を受賞した。
▲高橋氏(キリンビール九州統括本部鹿児島支社長・写真左)から宮司住用小学校校長に賞状が授与された。
▲学校の一角に設置された飲料空き容器のリサイクルコーナー
住用小学校は生徒数27名。
年三回、地域の家を回っての空き缶回収や、子どもたちの各家庭から出るリサイクル容器の回収、近所の地域住民も子どもたちの活動に協力するなど、地域を巻き込んでの活動を22年度から5年間続けてきた。
高橋氏(キリンビール九州統括本部鹿児島支社長)は、鹿児島県は熱心な県。その中で選ばれたのは凄いこと。住用小学校は地域を巻き込んで継続的に美化活動に取り組んでいるのが素晴らしい」と評価した。
上水君(12才・左)は「缶やペットボトルが増えると生き物が住みにくくなる。住みやすい島にして行きたい」と話し、川畑君(12才)は「まだまだ沢山ゴミがあるので、頑張って綺麗にしていきたいと」と話した。
▲受賞に喜ぶ子どもたちも一緒に記念撮影♪いぇ~い!やったね!
宮司住用小学校校長は「子どもたちが主体となって活動しているのが嬉しい。今後も継続しながらこの取組を地域に発信し、地域と一緒になって活動して行きたい」と抱負を語った。
関連リンク
奄美市立住用小学校
公益社団法人 食品容器環境美化協会