エンタメ・イベント
奄美在住アーティスト個展~relife
東京出身で奄美大島龍郷町在住のアーティスト、林イサオさんの奄美初の個展が、笠利町のWaoaiフリースペースで開催されている。
テーマは「re life」。
「生命の循環」を意味しているという。
「地球上の生き物すべての命はつながっている」との思いを、鮮やかな色彩で時にダイナミックに、時に繊細にキャンバスで表現。アーティストの感性の高さに魅せられる作品がそろった。 (日刊しーま編集部取材・執筆)
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▲今回の個展のテーマ「re life」を象徴する大作。4年の月日をかけた
林さんは、絵画を中心に写真や映像、文筆、デザイン、ライブペインティングス、キッズワークショップ、震災復興アートボランティアなど多岐にわたって活動している作家。
2001年に文化庁在外芸術家として渡米、ニューヨークでの作品制作発表後、各国を旅しハワイで5年間にわたる野外制作活動。帰国後にはアウトドアブランドmont-bellのスポンサーを受けて全国巡回展を行うなど、そのダイナミックで魂や生命の息吹を感じる作品群が好評を得ている。
2009年、サーフィンをきっかけに「ハワイに近いものを感じた」奄美へ拠点を移し、現在さまざまなスタイルでの制作活動を行っている。
■HP→ http://www.isaohayashi.com/
■ブログ→ http://isaohayashi.blog.shinobi.jp/
■しーまブログ→ http://isao.amamin.jp/
今回の個展では、奄美大島で描いたものを中心に、ハワイや全国巡回展中に描いた作品など約100点を並べた。
▲販売も行っているので、気に入ったものを持ち帰ることもできる
▲手作りの額が作品になじむ
▲サーフボードへのペインティング
▲人がワクワクドキドキしているときのきらめきを表現したという「Flowerman」シリーズ
▲会場の壁にはマスキングテープで樹を創作。会期中制作を続けるため、少しずつ枝葉や根を伸ばしている
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「沖縄でもない、鹿児島でもない、奄美にはここにしかないものがある。もっとこの地になじんでいき、今まで見聞きしたことなどをここで集約させ、アートで表現していきたい」と林さん。多くの来場を呼びかけている。
会期は5月6日まで。
会場:奄美市笠利町宇宿(土盛海岸入り口)のカフェ「Waoai」( ブログ/地図)
入場無料、10:30-18:00
※4/13、27をのぞく日・月曜日はWaoai定休日。ただし林さんに連絡(tel 080-3207-1817/Mail isaoha@gmail.com)をすれば入場可能。