特集
《インタビュー》新たな風を~川畑裕徳さん~
こんにちは、スティーブンです



今回のインタビュー出演者は...
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
今回、スティーブンのインタビューをうけてくれた方は、名瀬港町にある
『川畑呉服店』の川畑裕徳さんです。

プロフィール:川畑呉服店 川畑 裕徳さん
昭和53年1月生まれ、奄美市出身。
小・中・高奄美で育ち、高校卒業後、東京の
某自動車会社に就職、そこで5年間勤めた後、
4年間ビルの解体工事の仕事をしながら、日本
中を旅して周った。現在は、『レザー』と『紬』
をコラボした作品を多く手がけている。
~伝統と現代~
川畑さんは島で生活している時は、紬に対しての関心があまり無く、
就職先も、今の仕事とは接点の無いものでした。23歳で会社を辞めた後
趣味のバイクで日本中を周りながら、人との交流を深め、今度は海外に
旅に行こうと、自然豊かなオーストラリアに向かいました。

そこで目にした※ディジュリドゥと、現代楽器のコラボを聴き、感銘を受け、
自分にもこんなかっこいいコラボができないかと思い、そこでひらめいたのが
奄美の『紬』と、バイカーの好きな『レザー』でした。レザーにはもともと興味があり、
一年間オーストラリアでは、作品のデザインを考えていました。
(※ディジュリドゥ:アボリジニの世界最古の管楽器)
~伝統と現代~
『紬』と『レザー』という異色のコラボレーションで、伝統工芸と組み合わせるのは
周囲からの反対もあると思われたのですが、そういったものはまったく無く、自由に
作る事ができたそうです。
川畑さんの考えた商品は、島の若者にもうけ、見事『伝統』と『現代』のコラボを
実現させることができました。
~仕事の面白さ~
川畑さんは、店先で作業を行っている為、お店の前を通ると、作業風景を
見ることができ、作業中に知り合いが通ると話をしたりと、コミュニケーションや
人との繋がりを大切にしています。
そんな人との繋がりがとても面白いと話してくれました。

最近では若い方が財布を買いに来たり、小学生のお子さんが、お小遣い
を貯めて買いに来てくれたりと、自分たちの頃に比べ、紬に対する意識が高いと
うれしそうに話してくれました。
~ものづくりとは~
最後に川畑さんにとって、ものづくりとは『人との繋がりを感じることが出来る』
『島をアピールできる』そんな素敵な話をしてくれました。
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
『伝統』と『現代』をうまく組み合わせたアイテムが並ぶお店、スティーブンも
ぜひ手に入れたいと思いました。
本日はお忙しい中、有難うございました。
